2014年12月29日月曜日

最近の社長

後生畏るべし」コウセイオソルベシ


孔子が門徒に対して説いた言葉です。
「後生畏るべし、~~~
しかし、40、50歳になってもその名声を聞かなければ、
恐れるものではない。」

自分より若いひと達が、どうしていまの私たちより優ら無いと言えようか・・
 私も金融機関その他の異業種交流会などでは、自分が一番若い!
などと、思っていたのも束の間。
30代の経営者や2代目、3代目と、創業社長ではなくても、
恐ろしく出来のよさそうなのに加えて、賢いのが居ます。

そんなとき、自分の不甲斐無さと交錯して逆にやる気が出ます。
若い時代、身近にライバルが居なかった私は、いつも社外に良きライバルがいました。
いまも。

平成になって26年、もうすぐ27年を迎えます。
不動産でも平成モノ(昭和以降の建築物件)ならまだ築浅などとはもう昔。
若いひとには当然がんばって京都を、日本を盛り上げて☆いです。

来年は、未来は、読めませんが目の前の仕事をこなして行くほかありません。
みなさま、今年も大変ありがとうございます。
来る年が皆様にとって善き年でありますよう祈願いたします。
来年も弊社及び社員一同どうか
よろしくお願いいたします!!!!!





2014年12月22日月曜日

最近の社長

「ミャンマー・ラオス」③


 ラオスでは「ラオス計画投資省」を訪問しました。
こちらでは、鈴木先生というすっっごく熱い志をお持ちの方に、
レクチャーしていただき、ラオスに関する著書も多数出版されています。
めちゃめちゃ男前で滑舌よく3か国語以上をこなされます。

投資省の副大臣も表敬訪問した際、鈴木先生の事を大変頼りにされ、
日本とのパイプ役を自らこなし、企業・金融機関その他誘致に
尽力されておられます。ただ、大病するとシンガポールかタイの病院へ
行かないと信憑性に欠けるとのこと。

 しかし、ラオスもミャンマーもその他の東アジア地域においても、
日本政府による円借款により、それでもってインフラや港湾、空港に至るまで、
日本の商社やゼネコンが技術供与等する。
結局、日本のお金がくるくる廻る。

つい先日も安倍首相が東アジアを歴訪されました。
お土産もない、提案もない、そんでもって同行企業も無しなんてことないですよね。
東アジアでは親日国が多いのでどんどん進出してほしです。
私も進出してみたいし、HOYAや京都のアー○○○の社長みたいに、
海外移住してみたいです。というのはウソです。

やっぱり京都が良くて、たまにとか、年に2~3ヶ月居るくらいならいいですけど、
夢の夢ですね・・・
どこの家にもある使用期限切れの“オロナイン”のように鎮座しているだけでは
人生おもしろくないですからね・・・












2014年12月15日月曜日

最近の社長

「ミャンマー・ラオス」②


 ミャンマーJETROヤンゴン事務所へ。
ミャンマーの国土面積は日本の約1,8倍。
電気の普及率はなんと30%
7割は無電。人口は6000万人、でも最近の調査で5000万人とわかり、
約1000万人間違っていました。

私が「ソーラーパネルに裸電球くらいはあるのでしょ。」と質問すると、
「それは電気が来てる方にカウントされます」とのこと。
電気は乾季にはメコン河などの水量が減って、よく停電するし、
実際に私たちが泊まっていた一番大きなホテルでも
朝早くにバッッチという音とともに停電しました。

街中は街灯など少なく暗いけどまだましで、一時間も車で走ると、
原風景が広がり穀倉地帯のなかにポツリポツリと
藁ぶきのような家々が見受けられ、天秤棒で前後ろに水瓶を
ぶら提げて歩く姿。
映画で見たことのあるような光景。
つくづく、日本に生まれてありがたいと思います。

 次に一行は「ティラワ工業団地」へと向かいました。
2400haの広大な土地に日本の26社の大企業がすでに工場用地の
契約を済ませています。
いまはまだ、建設中の道路と管理事務所しかありません。
見渡す限り何もない全く何もなく、「いつ出来んの???」という感じと
50名ほどの現地?作業員。

管理事務所で日本人によるプレゼンがあるとのことで、
15人のおじさんが折りたたみ椅子に鎮座。
そこへ
「みなさま、遠路はるばるお疲れ様でございます。
ヤンゴンから悪路を1時間半、ありがとうございます!」
な、な、なんと現れたのは30歳前後の美女。
おじさんたち顔を見合わせ固唾をのむ。
彼女は東京外語大学でミャンマー語を習い、ミャンマー政府機関に勤めていて、
このティラワの開発をしている三菱商事・住友商事・丸紅や五洋建設の人ではないとのこと。
みんなくぎずけです。

彼女はみんなの質問にも物怖じすることなくテキパキこなし、
終了後は写真をせがむおじさんも・・・
しかし、えらいなぁとも思うけど、
自分はこの子に負けてるかも・・・
そんな日でした。








2014年12月8日月曜日

最近の社長

「ミャンマー・ラオス」①


 金融機関の研修旅行でミャンマー・ラオスに、同行させて戴きました。
15名の一行で今回は知らない方ばかりになってしまいました。
そもそも、この会の総会がニューオータニ大阪であった9月のある日、
私が大変慕っております大阪のS社長が、

「今度の旅行行くんやろ! オレ、団長やしな、
行こうなぁ、5日間コースと7日間コースあるけど、
そんなん短い方でええやろ。おっさんばっかりと長いこと居ても
しゃないしなぁ・・」

私「そうなんですか。S社長が行くんなら、まして団長までされるんですし、
僕も参加させてもらいます。」

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 そして、11月17日  9:00  関空に大集合。

私「あれ、S社長おらんやん・・・・!」

金融機関担当者に、「あのぉ、S社長は?」
担当者「あれっ、聞いたはらへんの?
S社長はメキシコ出張とのことで今回は不参加です。
当然、仕事優先ですから、まあ、しょうがないですね。
団長も他の社長に代わってもらいました。」
私「え、ええっ。」
笑撃。

つづく。



2014年12月1日月曜日

最近の社長

「ホンダ、金曜日の操業休止」
日経新聞2014 10 31夕刊

 国内の販売不振・リコール・消費増税後の回復の遅れなどが、
その理由に・・・

しかし、記事の一番最後には、「同社は世界中の需要のある場所で生産する
“地産地消”戦略を推進しているため、国内販売の低迷が工場の操業度低下につながり易い」と。
ということは、関税や輸送コスト為替などなど勘案して売れる国、地域に資本投下しつつ、
グローバル企業化していくということ。いま、メガバンクでも大型設備投資が少ないのは、
円ドルが80円台の昨年までに大企業が海外展開をすでにそこそこ終えているからです。

この、ホンダの記事に見る限り、売り上げ維持と、それこそ会社維持
つまり世界中のライバル会社と戦い抜くための選択肢は、
時代の変化に果敢に対応出来る会社しか残れなくなってきている。
ということです。

解っちゃいるけど、出来ない。タイミングが悪い。古参社員が邪魔する・・・
大企業中小零細もないですね。


2014年11月24日月曜日

最近の社長

「一世紀」

2014 10月27日 18:30

50名ほどで講演会があり、
私の真隣にご着席の方は相当の御歳を召した方。
ご講話が終了してお酒が出てくると、
私もおしゃべりがし易くなり、

「す、すいません、座ったまま申し訳ないですが、
お名刺をいただいてもいいですか・・」

「おお、お、わしのね。・・」

それからは、私の仕事の事の説明をし、
少しの身の上相談をし、御歳を聞くとなんと、
93やで~っ、とのこと。なんでも通じます。
仕事も冗談も。生を受けて一世紀近くになる方を横に、
話を聞いてもらっていると、だんだんその方が、
“仙人”のように見えてきました。

歴史上の仕事戦士です。老いてはおられても
しわしわの目の奥の目は鋭く優しい。
ジュワーと感じてこちらは背筋がピンとします。

しばらくすると、「ちょっと話してくるわ」といわれ、
老戦士は稲盛名誉会長の隣に座ってなにやら
嬉しそうに話されてます。
京セラ、アメリカを初代立ち上げた方とのことでした。

2014年11月17日月曜日

最近の社長

「割り箸」


昼食はもっぱら蕎麦が多いです。
割り箸が似合います。

蕎麦を盛る竹の皮で編んだざるは、
蕎麦が触れる面は竹皮の表。
ざるには盛る面が竹皮の表皮で出来たものと、
そうでないものがあります。
蕎麦は表皮でなければ、ひっかかって、
おまけに少し乾くとくっ付いてしまいます。

 いや、そんな話ではなくて、割り箸です。
先日、新聞で材木伐採のため島ごと全部丸はげになった
アジアの島の写真を視ました。
当然お金の為です。喰うためです。

せめて使い捨ては止めたいところですが、
割り箸を全廃すれば割り箸製造工場が困ります。
島の自然は残りますが、島民は餓えるかもしれません。
学校へ行けると喜んでいる子も泣くことになるかもしれません。
しかし、自然が残れば温暖化も少しマシになるかもしれません。
北極の氷も川にならなくていいかもしれません。
学者は偉そうにむづかしい専門用語を謳うだけかもしれません。
「むづかしい」と言えばそれ以降考えなくていいかもしれません。
誰も彼も自分の利益にならないことはしないということは
明らかです。

2014年11月10日月曜日

最近の社長

「ミャンマー」


アジア最後のフロンティア。
~テイン・セイン政権は2014年10月外銀への
銀行免許9枠のうち3枠を日本の3メガに与えた~日経新聞

 3行全ては無理であろうと言われていたのに
通った! というのが業界関係者。
しかしながら、「ミャンマーの銀行業はゼロからのスタート。
10年以上は赤字が続くことを覚悟する必要がある」(国際金融筋)
とのこと。
10年と聞いて、10年後はその担当者は在職しているでしょうか・・・

元伊藤忠商事会長の丹羽さんの講演で、「なにか事業をするには10年は掛かるんですよ」
というフレーズが頭によぎりました。
ということは・・・10年間は利益がでない。
10年は永いようで短いです。

ジェトロでも進出の相談ばかりかと思えば、
以外や「撤退の相談も結構ありますよ」と。

キビシイ。日本人は勤勉ですばらしいですから、
ガイジンやその外圧に負けないでほしいです。






2014年11月3日月曜日

最近の社長

「モメル」


 ~人間同士はどうして争うのか~

そのむかし、人口もほんのわずかで、
食べる物も、木の実・魚・穀物類が余るほどあって、
着物も、夏は草で編んだもの、寒い季節は動物の毛皮。
人々は争うことなどしなくても生活には事欠かないし、
働かなくてもいい。

 ところが、ひと家族5人子が生まれれば、ねずみ講式で
何世代も経ると人は増えに増えて、豊作の年はいいけれど、
凶作であれば、子を養うために奪い合う。

 このような繰り返しで現在に至る、争う内容はもっともっと
複雑化して国同士のそれ等はもっぱら政治的思惑とかけ引きですよね。
複雑にはなってきていても、人間は生まれたときなどは、
中国の思想家の時代も今も同じ。
赤ちゃんは欲しいものが口に入るまで泣きやみません。
複雑に考えないでどうしたら後生のひと達がもめないで済むか・・・

それは「中庸」バランスだと思います。
性善説も性悪説でもなくバランス。
たとえば、いっぱいありますが、たとえば、
ここでは止めときます。
実際の事例や仮説をここで謳うと、
あまりにも当てはまってしまう方々が多いので・・・


2014年10月27日月曜日

最近の社長

「下方修正」


世界経済が停滞気味です。
日本の経済もそのようです。

ここのところの100年くらいで、
世界中が成長し過ぎて、踊り場だと思います。
どこの国に行ってもなんでもあります。

日立が海外どこへ行ってもIBMが先に居る、と言われた時代。
いまはIBMどころではないでしょう、何社も何社も同じ業容の社が、
我先にと、飛んでるのではないでしょうか・・・

何でもあり過ぎ。

お金もあるところにはあり過ぎ、らしいです。
「ポチットナ」と、クリックして、
何十億、何百億動かす人も居るのですしね。

2014年10月20日月曜日

最近の社長

「吾唯足知」


 ワレタダタルヲシル

ダイエットで「ソイジョイ(大塚製薬)」を、
昼食替わりに。(オーバーウェイト時のみ)
12:30に半分、4時ごろに残りをよく噛んで。(人前で恥腹音禁物の為)
大塚製薬の回し者ではありませんが、腹持ちがよいです。

体重計には日に2回自分なりの定時にノルベシ。
ヒルメシを唯一回抜くだけでも我慢できない時があったり、
好物を想像するだけで唾が涌いてきます。

「足るを知る」

それくらいの事で足るを知るとは甚だ軽率ですが、
モノが溢れて家には無いものなど無く、蛇口からはスグ水が出て、
金さえあれば欲しいものは何でも手に入る。

“足るを知る”二千年以上前から或る言葉ですが、
孔子、顔淵、老子が、現在の世の中を視れたとしたら、
気絶することでしょう。

2014年10月13日月曜日

最近の社長

「2025年 少子超高齢社会」


2025年問題

団塊の世代のひとが75歳以上の
後期高齢者となる年です。
なんと、4人にひとりが75歳以上になるんですから・・・

しかも、公費負担も今の9兆円から20兆円に。
天文学的数字です。
京都でも手押し車のお婆ちゃんが、沢山おられる街が多いです。

 あと、11年後はどんな日本になっているのか、
誰にも解りませんが、今より「良い」と言うアンケート結果は、
どこにも聞かれませんね。

2014年10月6日月曜日

最近の社長

「ショッカー」


 パソコンを見て仕事に夢中になると、他のことは我関与せず。
一方、パソコンも見て社内全体をも見られる人も・・・

A君は朝一から出張に行っているのに、

私が

「A君は?」

「さあぁぁ、外出では?? 倉庫ですかね」などの典型的パターン。

一方の後者は言うまでもなく機転の利く人。

 カミキリムシやゴキちゃんの触覚を見てください。
自分の体か それ以上の長さのそれを、
むにゅむにゅいつも蠢いて危険を察知するようになっているのです。
猫の髭もしかりで、自分の体が通れる限界値を測量しているのです。
私宅にも幼い頃から猫がおり、ハサミでちょきちょき髭を切ってやったものです。
壁に激突していたのかどうかは記憶にございませんが・・・

ちょきちょきしながら、「仮面ライダー」を見る。
先遣隊である、“ショッカー”登場。
仮面ライダーに打ちのめされる役目です。
もしかしたら、ショッカーの言われは、触覚から来てるのではないかと思います。
ショッカク_ショッカア_ショッカー_そっかー。
偵察・諜報・先遣隊の役目は、昆虫の触覚と同じ役目ですよね。

なんてないくだらない話で恐縮ですが、
人生あまり永くないので、ゆっくりの人、セワシナイ人、徳のないひと、
さまざまですが、人間には触覚は存在しませんが、
こころの中に 頭の中に、触覚の如くチャンスと危機を察知できる方が
より良い道を築けるのでは。



2014年9月29日月曜日

最近の社長

「旅立ち」


昨日、今日は親しかった社長さんのお通夜とお葬式でした。
20年以上お付き合いいただきましたが、治療の甲斐なく60半ばで他界されてしまいました。
最後のお見送りの時にはちょっと込み上げるものがありました。

「因果応報」

善行を積めば良いことが、またその逆であれば禍が。
天網恢恢疎にして漏らさず、(テンモウカイカイソニシテモラサズ)

「憎まれっ子世に憚る」とは嘘です。
ひとに嫌なことしたり、咎めたり、苦しめたりしても、
のうのうと生きている人が居ますが、
そのような人は、あの世に行ってから因果応報の法則に従って、
刑罰が下される、とのことです。

私がきょう、お見送りした方は欲のない善行のひとだったので、
天上でも友達がいっぱいできることだと思います。



2014年9月22日月曜日

最近の社長

「緩 和」


 この9月実行分から住宅ローン金利が3メガそろって、
10年固定型1.2%になりました。

何もかもが二極化が叫ばれており、中心部はまだまだ、
マンション用地を各々のデベロッパーが物色しています。
複数社が京都で分譲マンションを5棟、10棟したいと言ってました。
地の利が良くて京都らしいところは、購入者の約半数が圏外の方。
ゆえに、総戸数が少なくても半分はいつも居ないので・・・とのコメントも。

しかし、私的な意見ですが、今の金利ですと将来必要な物件なら
今買うのがいいかと思います。
そう思ってる方は、実は私が言うまでもなく非常に多いのです。
金融庁からの各行に対する省令もあるのですが、
各行とも案件が無いとぼやいてます。
不動産はインフレに強いので今買いではないでしょうか・・・?

2014年9月15日月曜日

最近の社長

「坂 道」


紆余曲折、山高ければ、谷深し。
禍福は糾える縄のごとし、陰陽説。

似たような格言はいっぱいあります。
そして、景気の坂は
上り坂、下り坂、そして「まさか」。

最近の日本経済や地域経済を、どうお感じになられているでしょうか・・・?!

2014年8月31日現在、各紙はアベノミクスに消費増税と天候不順が冷や水を、
なんて、どこもそのようなことを謳ってます。

「中国人は新聞を日付以外信じない」と、まえにも書きましたが、
それで行くと、「まさか」!!が。
何を信じますか?







2014年9月8日月曜日

最近の社長

「百貨店に視る」


2014年9月1日
“高島屋和歌山店8月31日にて閉店”

1991年には売上最高65億円。
2013年には22億円。
と、記載されておりました。

そこで勝手に、日経平均株価の年次をみる。
1989年には、38,915円で最高値の年で、
最低は2011年の平均で8,455円。
2年の時差あり。

 京都、大阪、東京などでは感じませんが、
地方都市でまえに、百貨店に行くことがありました。
メインの1階では京都と同じで化粧品が売られてましたが、
化粧品の真横では「まんじゅう」も売ってました。
地方都市は相当疲弊している、そう感じました。

今日のこの記事、なにも高島屋に限った事ではありません。
同様の事象が私たちの身近でもまた起こりうるという、
警鐘です。


2014年9月1日月曜日

最近の社長

「小人は犬より劣る」


8月28日の新聞
「鳴き声我慢?盲導犬刺される」

埼玉県で、全盲の61歳の男性が職場へ出勤中の電車内で、
連れている盲導犬の腰あたりをわざわざ犬用のシャツをめくって
2,3か所鋭利なもので刺された、とのこと。

その際、訓練された盲導犬の「オスカー」は
盲導犬としてはパートナーに危険を伝えるとき以外は鳴かない。
職場に着いて同僚が気が付いたとのこと。

なんと嘆かわしいことではないですか、
何が気に喰わなくてそんなことを・・・
小人(徳のない人間)は犬以下です。

今は手当てを受けて元気に男性と生活していると書いてありました。


2014年8月25日月曜日

最近の社長

「論語と算盤(そろばん)」


 「成功は、人たるの正しい務めをまっとうしたことによって生じるカスのようなものであること
からしても、なおさら意に介することなく、道理にしたがっていけばよいことなのである。」

また、
「一時の成功や失敗は、長い人生、価値の多い人生において出てはすぐ消える“あぶく”
のようなものだ。」

渋沢栄一(1840~1931)

ご存じ、日本の資本主義の父と呼ばれる渋沢栄一です。
本のタイトル「論語と算盤」
難しいようですが、超簡単に訳してある本があったので迷わず買って、
間を空けず2度読んでみました。
先の、2ツのフレーズですが非常に面白いです。
成功は、カスのようなものとは、多くの銀行や企業・学校を500もの立ち上げに
携わった渋沢栄一ゆえの言動であり、
また、あぶく=現代のバブルを100年前から唱えて、
一時の成功も一時の失敗も“あぶく“(バブル)であると・・・

 どうして、ひとは70年ほどのあいだ(仕事人生40年間)に偉大な、あるいは
大成を成したりできるのでしょうか?
ひとによっては、死んでから評価される場合も多いですよね。
使命感ですか? 利他心ですか?
渋沢栄一が日本人のために遺してくれた論語と算盤からは、
官僚を辞めて論語の教えに沿って事業を推し進めていくという、
強靭な意志が読み取れます。
よく、大成を成すには「投獄・倒産・大病」と見聞きしますが、
どれも無理です。
時代が違います。

しかし、明治維新や敗戦後の日本には「無」から0から、
いや、マイナスからの出発なのに政府政治のせいにしたり、
不況不況とか言う間もなく日本の発展に寄与した「呑舟の魚」たちが
たくさんおられるので、この現代の、このぬるま湯に、この瞬間に生まれて
生かされているのだから、もっと見習いたいものです。





2014年8月18日月曜日

最近の社長

「DONZOKO」


日経新聞の記事で、「迫真・働く異邦人」というのがあります。

そのひとつ、「どん底を見た」

 ベトナム人の方が32年前に18歳の時、
インドシナ情勢の悪化を受けて、小さな漁船で3日間漂ったのちに
日本のタンカーに救助された。1982年長崎にたどり着く。

ボートピープル向けの救援施設で日本語を学び、ひとり社会に出る。
昼は印刷会社、定時制高校では旋盤を習う。卒業後、金属加工会社に就職。
休みの日も機会を触る。

同僚だった人と会社を興して今は、ベトナム進出の誘いがあるとのこと。

その方曰く、

「ボートに乗ってなければ、兵隊にとられて命を落としていたかもしれない」と。
 ボートに乗るか、兵役に行くか、選択肢がどっちかしかなかったんですね。
どっちも死ぬ覚悟。
ベトナムのひとのほうが、武士ですね。

2014年8月11日月曜日

最近の社長

「そんな暇ない!」


新聞なんて読む暇ない、

本なんて買いに行く暇もない、

料理の勉強?無理無理。

 朝、5時に起きて英語の勉強をされていた三木谷社長。
「忙しくて学ぶための時間が無いという人は、
時間が出来た時にも学ぶことなどしない者である」(准南子)

2014年8月4日月曜日

最近の社長

「桁違うの怖さ」


先日、金融機関の講演会で、
京都の有名老舗料亭の大将・M社長が講演の中で、
なんでも、ヘルシーな和食をイギリスで展開するのに、
オイルマネーの王子からご使命があり、なんども渡英されているとのこと。

しかしながら、わがままな王子の事、
ある日、
「やぁぁぁめた!!」とのこと。

M社長は、道半ばにしてどうして??

いままでの、投資金8億円は??

関係者、「あのぉ M社長、王子の8億円は、M社長の8千円ていどのものですよ」と・・・・・

 そういえば、京都の知人社長の御子息がイギリスに留学して、
その同級生のサウジかアラブの父親が、学校の近くのホテルを丸ごと買って、
そこから通学させてるんやわぁ・・って聞いて驚かされたのを、思い出しました。
「子は親を選べない」ですか・・・・・?

2014年7月28日月曜日

最近の社長

「ついてない日」


今日はついてません。

たとえば、朝一から車に乗る。
行く先々で赤信号に引っかかる。

それより、きょうは。
私は蕎麦が大好きでして、
今日もお昼に独りで蕎麦屋のカウンターへ。
端っこに女性が一人と、連れだった男性が二人、先客で。
その真ん中に私が座ると、私の両方が一脚ずつ空き。
私は鰊蕎麦を注文。

と、右真隣に加齢臭のキツイおじさん。
おおおぉっ、どこか席替え・・・・、無いかっ・・・、
しばらくして、
左真隣にデカい太いおじさん。
オマケニ、汗だくで頭部も半分下はビチョビチョ。
その上に、扇子で仰ぎだし、おじさんの熱気が私の方へ。
うわあああっ、もうおおおっ。
それで、右向いたら、
右も扇子出すか!!! すでに仰いでる。
美味しい美味しい蕎麦を、その日は仕事が暇なのに、
猛スピードで喰う。

ついていない、情けない。これ以上ついてない日であれば困るので、
その日は早く帰宅。
最近、いつもの神社にお参り行ってないしかな。と・・・


2014年7月21日月曜日

最近の社長

「敵」


~あなたは敵を誇りにすべきだ。あなたの敵の成功はまた、
   あなたの成功になるのだから~

この言葉を武士道・新渡戸稲造のなかで読んで、
意味が分かるような解らないような・・、

そのまえに、
~14年もの間、武田信玄と戦ってきた上杉謙信は、彼が病気で亡くなった事を聞くと、
「最高の敵を失った」と涙した。~と、あります。
もちろん前後しますが、連動しています。

よく、業種を問わず、成長するにはライバルが必要、
お互い切磋琢磨してこそ成長する?とか聞きますよね、
JALとANA、SMBCとUFJ、吉野家とすきや、
帝国と東京リサーチ、セブンとファミマ、高島屋と大丸、
きりがないですね。

そういえば、旧住友銀行の「商人八訓」にも
「同商売が近所に出来たら懇意を厚くし互に励めよ」とあります。
とすると、冒頭の意味もなんとなくぼんやり理解できそうです。
また、10年ほどして読み返すと自分の成長の度合いが測り知ることが
できると想います。が、同程度ならマイナス成長ですね。






2014年7月14日月曜日

最近の社長

「人の我が為に善なるを恃まず(タノマズ)」


 韓非子の言葉ですが論語本やネットで調べますと、その解釈が、
全くもって違うニュアンスの表現であったりします。
その訳する先生の考え方の相違だと思います。
私たち商売人にたとえて言うならば、税理士や弁護士が見解の相違とやらで、
その数字や勝敗が左右されたりすることと少し似通っております。

 この「人の我が為に善なるを恃まず」も、ある解釈では
韓非子は性悪説をとなえ、他人が自分の為に何かしてくれるときは、
人情でも義理でも思いやりでもなく、ただただ己の利益の為だ。
という訳もあれば、
今日では他人の為に最低限の事しかしない人が増えてきて、そのような世の中では人をあてにするな。
(人の善意に期待してはならない)
と、キツイ表現から柔らかいのもあります。

逆に性善説で、自分の周りはみんないい人、では“脇腹”を刺されるとか・・・
中庸というか、中を取るのは難しです。


2014年7月7日月曜日

最近の社長

「社員旅行Ⅱ」


 宮古島へはみなさまも、ぜひ、とお伝えしたいところですが、
なるべく、こっそりひっそり、ゴミを出さず、珊瑚をバリバキ踏まずに
大自然と景色に感謝の気持ちで行ってきていただきたいです。
すぐ近くには神様の島もあり、つい最近まではツアー客は一切立ち入り禁止でした。
来年は隣の伊良部島とも橋で繋がってしまいますので観光客が増えるかもです。

 ところで社員旅行とは?・・・と、問われてすぐさまこうであると言える経営者は
少ないかと思いますが、交流会などでご一緒する社長さんなんかも、
「2年に一回ハワイに行くんだけど、全社員を2班に分けて自分は両班と共にするために
2週間もハワイに居て仕事になりません。そのうち、旅行も当たり前に思われて、
あげく、文句を言われえので・・・」
と、おっしゃってました。

京セラフィロソフィでは絶対的に全員参加です。
なぜなら、老若男女全社員の親睦と今後の仕事の活力とベクトルを
合わせるためだからです。
古参社員が若いのと一緒に旅行なんて行かないで麻雀でもしようや!と聞くや
稲盛会長は烈火のごとく激怒されたとのエピソードはみんなの知るところです。

今日では大企業ではコンプラコンプラ、規定に社則で、
うつやノイローゼになり、それに対処する医者まで社内に居るとか?!
おかしな時代のスピードはかなり速いです。

人間はひとりではなにも出来ないし、成せないので常に謙虚に心を
育てられなければならないと思います。
(またまた言うは易しですが・・・)
さあ、今の仕事が天命であると思いがんばりましょう!



2014年6月30日月曜日

最近の社長

「社員旅行Ⅰ」


 先日、宮古島に社員旅行へ行かせていただきました。

宮古島へは5回、全員で行っているので地理感はバツグンです。
新城(アラグスク)海岸の茶店の姉さんとも大変親しくしてもらい、

今年はその姉さんの経営するペンションで夕方からBBQに庭全部を開放してもらい、
私はもっぱら焼場の炭焼オヤジです。
太陽が居なくなると星が手に届くほどちかくになり、それと共に虫に刺されますが、
酒の効用でナンノソノです・・・

 今年は新城海岸ではボートで沖まで出してもらって、
ミニシュノーケルツアーに私を含め男子4名にてトライ。

な、なんとウミガメ2頭。

1頭は海底に岩の如くへばりついて休憩中、その甲羅と岩とが
けっこう視ずらいので目を凝らしていると、私の背後からさらに
大きなカメちゃんがゆっくり視界に入ってくるではありませんか!!
インストラクターの兄さんかと思いきや、オッー!カメちゃんやったんか!と、感動です。
私には今回の一番のサプライズでした。

 浅瀬ではカクレクマノミが100匹居る岩場を私は知っているので2年ぶりに
行ってみると悲しいかな半減。
なんでも中国その他アジアの汚染問題や地球温暖化、もろもろでとのこと。

宮古島での滞在中、私は必ずこの新城海岸に半日おります。
茶店の姉さんと会話して木陰でスパムおにぎりとビールを頂いて
ただただ、海にボーっっと浮いて体を任せる。
いいですよ。

(つづく)


2014年6月23日月曜日

最近の社長

「女子と小人は養い難しとなす」
(小人=ショウジン)

孔子の言葉です。
「女子と小人は養い難し」
女と小人は始末におえないとのことで、
「小人」とは子供ではなく、「徳」のない人間のこと。
~目をかけてやると付け上がり、突き放すと逆恨みする~
という。

2500年前から通じる孔子の言葉は凄いです。
最近、8年前に買った論語の本をぼつぼつ読むと、
その時の感じ方とは、まったく異なり
逆に以前より断然面白くなってきました。(やっとこさ少々意味が理解可能に。)
と、ともに60から70歳の年齢層の大先輩方からも、
ほんとによく、お酒の席に誘われるようになりました。

昨夜も65の病院代表と2人きりでイタリアンのカウンター。(ちょっと違和感。)
待ち合わせの時間までは、「今晩、いったい何を話題にしたものか・・・」と
思案するものの、いつもぶっつけですが、
私には得るものがいつも多いです。
昨夜も日経新聞ネタなら負けないぞ!
と思いきや、代表はいつもいつも3、4紙ほどを常にくしゃっと抱いて
現れるのを忘れてました。

結果、当然のことながら私は聞き役でした。
兎に角、「小人」と思われない様に
本物の「徳」を身に着けたいと想う、最近です。


2014年6月16日月曜日

最近の社長

「怒!」


 先日、或る病院の理事長(先生)と食事へ・・・

「うちもね、いま800人ほど職員が居るんだけどね、
こないだも、救急車が出入りするところへ職員の車が止まっててね。
だれだ!! こんなところへ車止めたままっ! と、怒鳴ってやったんだ」

「先生もそのようなことで、大変ですね」

「で、どうして止めてんだって訊くとね、
きょうは、雨だから、っていうんだよ。
余計に頭にきちゃってね・・・言い訳も言い訳、解らんわ」

そのあと、まだ2軒連れてっていただいたのに、最後の店では
私は、ほとんど寝てしまいました・・・(先生はなかなかの酒豪)
私は、先生はストレスでお酒の量が多いのかなぁ・・と思います。
仕事もしっかりされておられて晩も遅くに帰宅されて。

800人も動かすとなればそれはもう、医者ではなく経営者。
弊社とは比べ物にならない人数。
なのに、救急車の出入口の前に車、の様なことでも・・・
怒る方がストレス溜まって、怒られる方はそれほどって「場面」ありますよね。
多分、先生はこのページご覧になってないと思うから、
書いてしまったけど、「すいません!!」



2014年6月9日月曜日

最近の社長

「釣り」


6月1日(日曜日)快晴
三重県まで釣りへ・・・

いつも堤防か、筏釣りです。
チヌ狙いなのですが、五目釣りになってしまいます。
釣れなくてもいいんです。(釣れたらもっといいですけど)
海と山と空の間に体があって、なんともいい気分です。

日焼けすること半日で、腕の皮が捲れてしまいました。
オゾン層破壊のせいでしょうか、年齢のせいでしょうか?

引退したら毎年行く宮古島か、三重県で常宿を決め込んで
京都とを、行ったり来たりのんびりしたいものです。
それまでは、仕事をがんばらないとしょうがないですね。

みなさまは、趣味やスポーツお持ちですか?
必ずやお持ちになることをお勧めいたします。
仕事仕事では立ち行かなくなる場面が来ると思いますが、
誰も助けてくれませんから!!!

2014年6月2日月曜日

最近の社長

「あああああぁ」


スーツの上着の裾あたり、
糸が気になるか、ならない程度3,4ミリほころんでチロット出ていました。
引き出しから、ヘンケルの切れ味シャープなハサミで。
スーツの身まで切ってしまう。
老眼です。
メガネを取ってよく見るも、スーツ自体を切ってました。
ネガティブな話です。

眼科に限らず病院には臆せず早めに!!!

2014年5月26日月曜日

最近の社長

「国内市場は世界市場の一部」


株式市場は、まず世界を直視することから始まる。
24時間で地球が一周する間に、一体全体いくらのお金が動いているのか?
さっぱりわかりません。
解りませんが、日本市場も世界市場のヒトツ。
と、いうことは理解できます。

株式市場では6割以上が外資であるのに対して、
日本の国土(不動産)は、まだまだそこまでは外資に買収されてないでしょう。
しかし、もしか、万一、上場企業の上位不動産会社10社を、
外資が過半数以上の株を買ってしまえば、日本の不動産事情はがらりと変化してしまい、
イニシアティブをガイジンにグリップされるでしょう・・・

東京の丸の内や千代田区にはいまにもましてガイジンで溢れかえり、
飲食店では$で支払い可能なり、円は過去のものと化す。かも、、、、、
そういう国ありますよね。途上国ですが、、、、、、

「いつまでも、あると思うな親と円。」



2014年5月19日月曜日

最近の社長

「合従連衡」


「地銀収益 融資先で格差」
収益力の低い地銀が企業倒産の増加や、保有する国債の価格下落=長期金利の上昇で損失を抱えれば、
救済型の再編に発展する可能性もある。(日経新聞26・05・11)
日銀のシステムリポートでもある記事なので、
いずれまた、銀行の再編があるんですよ。と言いたげに読めます。

ガッショウレンコウ、
「合従連衡」とは、経済的、政策的にくっ付いたり離れたりすること。
簡単に言えますが内実は大変です。

京都でもバブル以降、多くの銀行がその憂き目にあい 看板を降ろしてきました。
吸収されたり、合併したりしましたけど、
人的にはそう簡単に「融合」できませんよ。
事実、「あの人は旧○○出身で、この人はその反対側出身」とか・・・
旧出身行や学閥などいろいろギクシャクするものです。
ひと・モノ・カネといいますが、ひとが一番操縦困難なのは大昔から同じだと思います。

2014年5月12日月曜日

最近の社長

「嘲 笑」チョウショウ


シリコンバレーで・・・
「世界を変える」
「宇宙に衝撃を」
「人類を前進させる」
ベンチャー企業のプレゼンでは
こうした大義をぶち上げても
受け入れられるのに
日本では古参の経営者や投資家が
「青臭い」と一蹴。

戦後の日本では今で言うベンチャー企業、
海運、松下電器や、船舶振興会などに夢に融資していた?
ような本も読んだ気がします。
いつの間にか有担保(不動産担保)しか融資実行しなくなったのでは・・・
新芽が出ない出せない構図に・・・

一部上場の会社で留保金が 何百億円以上ある会社は、
国内がコンプラ固めで無理なら、
香港でも韓国でも海外でファンドを組成して
お金の流れが逆になってもいいから
有望なベンチャー企業に投資したり出来ないのでしょうか?
政治や既得権益に群がるひとはほっておいてと
言う訳にはなりませんか?・・・・。


2014年5月7日水曜日

最近の社長

「半分か!!!」


日経新聞2014・04・07

このまま行けば、2110年には4286万人(出生率1.35)となるとのこと。
仮に、出生率が1.6まで回復しても日本の人口は6000万人まで
減少する。
どっちにしても、どうなん?!

先にも書いたことがありますが、人口統計は
戦争や細菌による伝染病など、大幅な数字の狂いがない場合以外は狂わない。
何十年も先、どうなろうと知ったこっちゃあない。
今が大変なんや!とはおおかたの意見。

ガイジンの受け入れには、法的な受け皿も、仕事も必要です。
ニュースで、アジアの女性が日本で介護の試験を受けるのに、
ペーパー試験が日本語。
だから、日本語覚えろ! 実際には「覚えろ」とは口には
出す人は居ないでしょうけど、上から命令しているのと同じではないでしょうか。
それでもけなげに勉強している姿が印象的でしたが、
懐疑的にも感じました。

「世界人類が平和でありますように!」ピースポールを
街中で皆さんも見かけられたことがあると思いますが、
ほんとうの「平和」とはこころの中が平和であることで、
こころの中がそうなるには、安心、安全、非孤独感。
それに時間と、幾ばくかのお金の余裕が必要では?
あれもこれも要るやん! 
と、いうことですか・・・

2014年4月28日月曜日

最近の社長

「HONEYASUME」4


最後の日
ホテルからグランドセントラル駅の間を
4時間歩きました。
景気は良さそうです。
銀行もほんとうに、いっぱいありますが、日本の店舗とは違います。
ガラス越しにのぞくと、
個人デスクのブースで個々に投資の相談でもしているのでしょうか、
それ以外はATMだけで、人は見当たりません。
日本の銀行もそうなりつつありますが、まだまだ親切いっぱいです。
行ってみたいところの、
NY証券取引所も、国連本部も以前は見学できたのに
テロとセキュリティのため、いまは出来ないとのこと。

 さすがに歩き疲れたので、教会で休憩です。
セント・パトリック教会が、なかを部分改修していますが、
パブリックスペースはたくさんの人が居ます。
前は観光でちろっと立ち寄りましたが、
今回は時間の制約なしですから、どっしり腰を下ろすことに。
近頃は教会も維持管理が非常に難しく、お金が掛かると読みました。
しかも、一等地不動産として売却する、しないで物議をかもしているとも・・
あちこちに、募金箱が設置してあります。
雑誌で読んだ通りです。

落ち着くので2,30分居たでしょうか。
いろいろ考えるのにもってこいの場所です。
何に感謝?
親? 社員? いま生きていること?
$10募金させていただきました。
係りの方から丁寧にご挨拶いただき、
気持ちも晴ればれしました。


2014年4月21日月曜日

最近の社長

「HONEYASUME」3


 食べ物ですが、もっぱら和食か焼き鳥派ですので、
と、いってもイタリアンかステーキしかありません。
「SUSHI」もありますが、想像通りでSUSHI・・・
和食は京都の割烹屋にかぎります。

 けっきょく、パスタ・肉・肉、パスタ・肉・肉です。
あさ、便器に浮かぶものまで肉に見えてきます。
レストランはすべて飛び込みです。
昼のうちにバンメシに行く店の目星をつけておきます。
当然、メニューはさっぱり解りません。
よく、隣のテーブルにある美味しそうなのを、
目か指で 指して注文します。
それでも、早口で一生懸命しゃべってくるので
注文が通っているのか?
2回は食べきれないほどの皿が来てしまいましたが・・・

 そんなとき、従妹の定代から電話。
5年以上逢ってないのに・・・
おじさんか、おばさんが・・・
すぐ行けヘン・・・
と思いきや、
「定文、久しぶりやな! 友達が仕事探してんねん、
定文とこかどこかない? 相談にのってあげて!」
私の下の名前を呼び捨てにするのは、同い年の定代だけです。
「あんな、帰ったら連絡する」ブッチ・・・やれやれです。
遠くで訃報は困ります。

 上場商社の社長がインタビューで
「いつ、寝ておられるのか?」という問いかけに
「飛行機の中です。」とのこと。
ご苦労も多々おありでしょうが、グローバルな仕事に憧れますね。
(つづく)

2014年4月14日月曜日

最近の社長

「HONEYASUME」2


 私見ですが、そのホテルには
日本の「おもてなし」の気遣いはあまり感じません。
四基あるエレベーターには、どれにもボーイさんが乗っており
毎回、なんとなく挨拶しないといけない気になります。
それでなくとも狭いエレベーターに、でっかい黒人がモーニングのような制服姿で
いつも居ます。(ちょっと怖い)
日本人やチャイニーズの団体はNGなので
滞在中は東洋人には出くわさなかったです。

 毎朝すぐ近くのセントラルパークにジョギングに行くのですが、
「寒い」
会話も、余りの寒さで呂律がおかしいので頭の血管に異常でもあるんちゃうかなと
思うほどです。
3週間ほど前には寒波が襲い、交通機関はどれもマヒ状態であったことを
思うと少しはましですが、体が温まるまでは、
心頭滅却すれば火もまた涼し、です。

数年まえには、このセントラルパークでジョギング中、迷子に
なった苦い経験と緊張感を想い出さずにはいられません。
(時間がないときに限って、迷子。焦りました。)
今回はもう大丈夫。京都のようにほぼ碁盤の目になっていて
縦の道を幾つか覚えてれば、横は数字だけ。(実は簡単)
セントラルパークは4キロ×800メートルの約100万坪の公園です。

ゆっくりペースで走りながら、過去と未来のことを考えます。
過去のことは反省のみ、どうして自分は相手のことを先に考えることができないのか。
未来については、仕事の事です。
京都だけの商圏。
地球は広いのに京都にしか居ない自分の小ささや、
器の小ささも・・・
この先、どうしよう?!
考えて考えて考えて考えてまた、考えて。
答えは一生掛かるでしょうけれど・・・

(つづく)

2014年4月7日月曜日

最近の社長

「HONEYASUMI」1


3月下旬にまる一週間ニューヨークへ。
3度目のNYですが、今回はかねてから
想い憧れていたカーライルにどっぷり宿泊し、
移動もなしです。

前回、前々回は勉強会団体ツアーなので
何時何分集合!とか、つぎの目的地へ荷造りと
トランジットのための時間消耗。
カーライルホテルは古き良きアメリカ。
或る雑誌で読んで以来何年も前から私のデスクの中で
保管していました。3度目があるなら絶対ここに。

2月の下旬、親族と京都駅近くでバンメシを一緒にしているとき、
急に、
「3月行こうか!NY」私。
「じゃ、いま、予約するわ!」
「えっ! いま?」
「そう、いま全部予約するし・・・」
薄っぺらいパソコンを開けて、
「あ、空いてるみたい。予約取るで!!!」
飛行機とホテルの予約完了。
「あした、パスポートを写メで撮ってメールしておいて」
と、言う具合でした。
「おいおい、ホンマにそれで終わりか?予約出来てんの?」
「あたりまえ」とのこと。
後日 Eチケットとホテル予約の、A4の紙切れ2枚のみ。
ESTAは自分でね・・・と。

私としては不安で一杯イッパイ。
いつも、旅行社頼みですし、団体なら付いて行くだけですから。
そしていつも、旅行社の担当者に電話して確認して、また2度目の確認するくらいですから・・・
  これからの時代はこのような事が日常になるんでしょうね。
結局、飛び立つまで誰に問うも無く、「A4」2枚で成田から出発しました。
(つづく)

2014年3月31日月曜日

最近の社長

「機種変更!」


携帯電話をギャラクシーからアイフォン5sに替えました。
なかなか、結構、手こずります。
一週間は余分な時間とエネルギーが余儀無く費やされました。
思うように操作できないおじさんの自分と、
ジレンマとの戦いでした。

思えば車載搭載携帯電話から
まさかまさか、ポケットに入るなんて・・・
この先々、どこまで進化することか・・・
時代に付いてゆけてるとの過信は禁物。
 
電話と少しのメールが出来たらいいだけですのにね!!

2014年3月24日月曜日

最近の社長

「全職種の半分が20年以内に淘汰」米国(wsj)


いまから、20年以内に米労働市場の全職種の半分がIT化で淘汰される。
職業別では、たとえば郵便局員。
電子メールやオンラインバンキング決済の普及で文書郵便の激減、
自動仕分けの技術革新の影響です。
他にも事務系、旅行予約、交通機関のチケット、
ロボットの更なる実用化で輸送・物流業界も・・・
人間の出番はなくなるばかりです。

米アマゾンは無人配達機による配送をめざす、と
大々的にメディアに取り上げられてましたね。
私の身近では、法務局のコピーする人や
高速道路の検札おじさんなどが
すぐに思い当ります。
早め早めに考えて転換しないと失業!
「自分はどうもない」なんてうそ。
「いつまでもあると思うな、コインパーク」
   
20年後、70億人にちかい人々は食べていけないと思います。
地球は60億人でいっぱいだよと、学者が言っていましたが、
はたして・・・・・・

2014年3月17日月曜日

最近の社長

「えぇっ!」


2014 03 07日経新聞より、
「外国人投資家、日本株から退出」

「中国人は自国の新聞を見ても、
日付しか信用しない。」って聞いたことがあります。
「ぷっ」と笑い話的発想もありますが、実話。
私などは日経新聞を鵜呑みにしすぎではないか・・・
と思うこともあります。

しかし、外国から我国日本を見た場合、
たとえば、外国人投資家は日本がいまは、
投資先の「要」ではなく新興国扱い。
「第4の矢」にも失望感を抱かれ
TPPなどもコメや麦で抵抗しています。
(それがいいことか良くないことかは私は解りませんが)

なんでも、調査会社のデータで
ヘッジファンドの運用資産では日本は1%無いとか・・・
中南米市場よりはるかに下回っているとのこと。

だからどうなの?

どうするの?

→「自分で考える」
人がお金だして儲けた、だからオレも・・・
ではいつかだめになります。

→ひとのせいにする。
ひとのせいにしない様にすることです。

2014年3月10日月曜日

最近の社長

「やってますよ!」


先日、金融機関の勉強会で
大分県支店さんの方々と
30名ほどで工場見学をして
あの、洪水で地下水没した
嵐山の「渡月亭」さんへ・・・

大分の方は10名いらしていたのですが
なんと、半分は女性社長です。
私はその女性社長の間の席に!
私は身内が大分に居るので
結構話がはずみ、別府温泉・臼杵のフグ・杵築・・

しかし、
昨今の女性パワー、女性登用の経済界の記事以前に
いま、活躍している人は
前々から苦労されていることが多いです。
そういう経歴でないとまた仕事出来ない風土です。
「おっさんになんか負けるか!!」
気概があります、感じます。

弊社社員も15名が女性です。
そうとうコワいですが・・・
みんな。よく動くし考えますょ。

※「渡月亭」さまは、TVで報道されていた通り
あの水害状況にも関わらず、大変お忙しそうでした。
みなさまもご宴会、ご宿泊にぜひご利用ください。
社長さんも大変温厚な方です!!!

2014年3月3日月曜日

最近の社長

「さかな減・水産庁」


2月19日の日経新聞には、
マアジ・にしん・ほっけ、それに
とらふぐまでもが、資源ピンチ!!!
漁獲量が過剰で漁獲量削減が必要。
とのこと・・・

 もうすぐ、具体的には私たちが
生きている間に美味しい天然のお魚は
10倍の値段になってしまうかもしれません。
表示義務等で
「廻る・養殖寿司ようちゃん」
「鮨 まぐろモドキ」とか、
「ふぐの唐揚専門店(生食不可)」
「ナイルパーチ」
繁殖率の高いブラックバスの養殖とかとか・・・
昆虫専門店も貴重なタンパク源となるとのこと。
昆虫のおなかも、牡蠣のおなかも、
ぶちゅっとすれば、よく似てますよね・・・

2014年2月24日月曜日

最近の社長

「19歳+41歳」


あまりスポーツには興味がないのですが、
ジャンプの葛西選手とスケートの羽生選手の
報道とその人気には共感と驚きの気持ちでいっぱいです。
裏話や苦労話、体の故障、生い立ちに、ご家族の病気。
落胆と歓喜。
朝から、TVの前で泣きそうになります。

「経営にはいかなる格闘技にも勝る激しい闘争心が必要」
と、稲盛塾長は言われておりますが、
まさにスポーツもその最たるもの。
よく、金融機関の講演で元スポーツ選手や監督が
登壇されますが、見習わなければならない事柄が多いです。
19歳の若い方にも見習わないといけないと思います。

2014年2月17日月曜日

最近の社長

「気概」


先日、ある講演会。

~日本も欧米も人間が希薄化してきて、
昭和の、もしくはそれ以前の気質(かたぎ)がなくなっている。
親は、子供が小学生のうちに張り倒してでも、教え込む。
なにを・・・
正しいこと。
弱い者をいじめる・大勢でひとりをやっつける。
どう悪い?
悪いから悪い。あも、うもない。
中学生以上から仕込もうとして、逆にやられるから、
子がちいさいうちに。とのこと。(虐待でない)~

二極化・拝金主義・コンプラ。
一体全体何重に鍵をかければいいのやらです。
日本人には「美的感受性」があり、
一週間しか咲かない「桜」に「美」を感じたり、
秋の虫の音に寂しさを共感する。
ガイジンは、鈴虫に
「noise?」
日本はいい国ですよ。






2014年2月10日月曜日

最近の社長

「視聴率下落で株価アップ!」


「サザエさんの視聴率が下がると、株価がアップする。」
その意味は、
日曜日の夕方に放映される国民的漫画サザエさん、
景気が良ければ、お父さんのお給料も良くて
日曜の夕飯は外食が多くなり、みんなで「サザエさん」が見られない!
お母さんも大喜び。(料理・皿洗いゼロ)
 日曜日は仕事、というサラリーマンも、
「なんとか、サザエさんが始まるまでには帰宅したい」と言います。
世の中のお父さんはみんな頑張っているのです。
京都の上場企業で働く息子さんをもつ 弊社の地主さんが、
言ってました。
「盆暮れしか会わないのに、元旦からパソコン見てますにゃわ。」・・・・・
(んんん、負けてる。)
もう一つ。
先日、京セラ様本社へ、
弊社とのご担当者さま曰く
「電産さんへ、行く用事があって、帰り際に
お宅様は遅くまで電気が付いてますね・・・」
「いやああ、そちらこそ、いつもみてますよ!」
どっちの本社ビルからも、うまい具合に見えるのも、どうでしょう?
妙なプレッシャーです。と・・・

「サザエさん」のそれも正確なデータでは無いとのことですが、
理論的には納得いきますね!







2014年2月3日月曜日

最近の社長

「資金、アジアで現地調達」(日経新聞2014・01・19)


アジアに工場や拠点を持つ企業が、
現地の通貨を現地で調達して行く。
じゃ、「円」には無「縁」(ショウもないこと言ってすいません)

たとえば、日野、三菱自動車はタイの銀行から、
オリックス、東京センチュリーリースはバーツ建社債を・・・
なんでも、日本の銀行よりも借入残が増えるかもとのことです。

2013年8月の記事には、
「タイ当局、三菱UFJのアユタヤ銀行買収を承認=財務省」
連動しますね。(私のスクラップより)
気が焦るように想います。

2014年1月31日金曜日

最近の社長

「国 債」


「国債のすべて」という分厚い本を買いました。
あまりに私にはむずかしいので、途中であきらめて本棚へ。
と、思ったのですが考え新たに理解可能な項目だけ読むことにしました。
するするっと、いうわけにはいきませんでしたが素直に考えると見えて来るモノあり。
なんでも投げたらダメですね。もったいないです。
しかし、国の借金は戦後爆発的に増えてるんですけど、
10年、20年後はどうなってるんでしょうか・・・
以前、随分お年を召した方とおしゃべりしてると、
「わしはな、戦時国債がゴミ箱にほかされていたんを見たことがある」と。
そのときは、いつの話や。そんなん関係ないやん。
そのように流していた私がバカでした。
素直に考えて日本が格下げされたら困ります。
しかし過去のスピードと実社会は異なるもの。
海外移住なんて出来ないので、みんなでなんとかならないのでしょうか・・・

2014年1月27日月曜日

最近の社長

「どう捉えるか?」


とある待合室。
若いご夫婦に1,2才であろうお子ちゃま。
その子が、ボールペンを片手にうろちょろ うろちょろ。
あっちへ、こっちへ。
見かねて
私「あぶないでぇ、あぶないでえぇ・・・」
(そんなん持ってこけたらどうすんねんな・・・)

親曰く
「あぶな!ボールペンさかさまやん!」
と、上下持ち替えさせる。

2014年1月20日月曜日

最近の社長

「インフレにする?」


政府はインフレにしたいのか!!!
東京の不動産は、上がってる、上がってると聞きます。
京都もご存じの通り、田の字地区はマンションデベロッパーにより
1.5~2.0倍の価格に。
10階建てが建てられようものなら、
その価格は・・・
ぜひとも弊社にお尋ねください!
円ドルが120円に向かい、
ガイジンが日本株を買い、
含み益が出ると不動産へ。
ドイツ・ニューヨークでは
最高値更新が続き、日本は超出遅れとのこと。
どうなるんでしょうか・・・
ちょっと、心配です。

2014年1月14日火曜日

最近の社長

「性善説」


私は新聞をよく見ます。
いつも大体カバンに何がしかはいっております。
しかし、中国人は新聞の「日付」以外信じない。
その対極で日本人はすべてにおいて「鵜呑み」にしがち。
日本人の良さでもあり、側面、弱さかもしれません。

 2022年にかけてアジアの富裕層は88%増えるとの試算。
中国には東京のような人口都市が5つあり、
インドは経済問題そっちのけでも、富裕層は今の倍になる。
では、日本は?
悶々とするところです。
政治や国はあてになるでしょうか?
自分に箔が付くことしか考えてません。
自分のまわりにはいい人しかいないから大丈夫?
人類みな兄弟とは行きません。
だから、自分で考える 自分あるのみ、ですか?


2014年1月4日土曜日

最近の社長

「咀嚼」


年末年始、日経新聞その他各紙には著名な方々の
今後の展望・予想などたくさん記載されていました。
稲盛会長も日本の財政破綻が心配だ・・・
立花証券の石井元社長も
向こう3年ほどはいいだろう、しかし、
長期的には日本経済を悲観している。
個人資産の6割をオーストラリアドル債で保有している。
とのこと。(日経新聞1月3日)

世の中の情報を咀嚼して冷静に考える。
自分の考えが、多数意見に逆行していても。
私もよく聞きますが聞かれることもあります。
「なに買っといたらいいかな・・」と。
私的な考えですが、換金性の高い不動産・3千円台の金
・70円以下の銀・3千円台の白金・昨年(10月6日)から発行の新紙幣ドル、
他にもいろいろありますが、分散。
なかにはすでに海外口座に、なんて方もおられますが、
ひとそれぞれです。

80、90の人生の大大先輩がいまも勉強してられるんですから、
しなあかんと思います。じぶんなりに。
でも、大大先輩方もあっというまにその御歳になられた感を
お持ちなのではないでしょうか・・・