2015年2月23日月曜日

最近の社長


「若者に有利な税制改革を」


 フランスの経済学者トマ・ピケティ
いきなり世界でベストセラーになるや引っ張りだこ状態で、
来日。

世界的に格差、特にアメリカでは開く一方。

アベノミクスの日本も人口減を踏まえて、
とにかく、若いひとに有利な税制改革や賃上げ、教育格差の是正も。

しかし、このピケティ先生は43歳。

「後生畏るべし」。

自分より若いとか、位が下であるとか、いまさら聞けないとか、

そういうの、改めて「下問を恥じず」。




2015年2月16日月曜日

最近の社長

『英インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)』


 客室数で世界最大手の座を争うIHGのCEOの話。
クラウンプラザやホリディインのブランドのホテルですが、
ホテル経営には

建物を所有して運営する「自社所有」

オーナーから運営を請け負う「運営受託」

運営会社から運営指導料などを得る「フランチャイズ」

以上の3ツに大別されるそうです。

IHGは③のフランチャイズ化することによって、営業利益率を
なんと、35%に!!! 4760軒中、所有物件は9か所だけとのこと。
今も1200施設を開業準備中とのこと。

そこに至るまでには、経費ばかりを意識しない良いオーナーを選び、
顧客アンケートを外部企業に委託して基準を下回ればオーナーにやめてもらう。
なおかつ、ブランドイメージを損なう取引先なども「追い出した」。と(相当な大ナタ)・・・

そのようであるからこそ、不動産の所有者がIHGを選んでくれる要素となる。
ということですが、
このような展開はなにもホテルに限った事ではないですよね。
日本の開発企業(ビジネスホテルや医療関係、外食産業など)も各々そのようにしています。

ビジネスモデルは理解できても、「選んでもらう」ことが最重要です。
「選んでもらう」にはどうすればいいのか?
うちの会社を選んではいけないと思う営業マンは居ないでしょう。(実は居たりすると問題ですが・・・)
「守株」シュシュ=昔のままじゃダメ
と、いうことです。




2015年2月9日月曜日

最近の社長

「太極図」(陰陽魚)



太鼓のような白と黒のクリンとした魚のような形が
それぞれ一匹ずつ。
白い魚には黒い目、黒い魚には白い目が入っています。
それを、「陽中の陰」「陰中の陽」といいます。
イイことと悪いことは交互にやってくるということ。

似たような諺はほかにも
「禍福は糾える縄のごとし」これも同じ意味で、
災難と幸福は縄の網模様のようにくるくると
交互にやってくるということです。

要は、イイ時はいつまでも続かない。
反対に悪いこともいつまでも続かない。
だから「悪いとき」メゲズに前向きにせよ!!!
といことです。

イイ時は(私を含む)凡人は、大体が浮かれています。
しかし、近頃は浮かれるようなイイ出来事は少ないです。

日本の景気も先行き全くわかりません。
それに日本以外も良くない国が多いです。
BSニュースでは毎日のように、テロや戦争の犠牲者の映像が・・・
そこに居る人には、陰陽魚も禍福縄も言ったところでどうもなりませんか・・・








2015年2月2日月曜日

最近の社長

「大量に売りに出される欧州の教会
―信者の減少で(ウォールSジャーナル)


 オランダの「聖ヨゼフ教会」はかつて1000人の礼拝者の祈りの声でこだましていた。
それがいまは、スケートボード場となりわずかな収入に頼らざるをえず、図書館や
コンサートホールとなると、町にひとつあればいいし、財政的支援にも限界あり。

 ドイツではカトリック教会はこの10年で515ヵ所閉鎖され、
オランダの1600あるカトリック教会は10年以内に3分の2に。
オランダのプロテスタント教会も700ヵ所が4年以内に閉鎖。
カフェ・スーパーマーケット、スポーツジムにBarそしてマンションにオフィス。
いろいろあの手この手で建物の維持・改修に右往左往されています。

NYでもマンハッタンのど真ん中の教会の維持管理に大変な不足が生じていて、
どうなることか!あるいは売却か?という記事を去年読みました。

 先日、京都市内のお寺さんも、瓦の葺き替えだけでもンン億円!!!
企業の寄付金などは減少の一途とのことをお伺いしました。

この現象は世界中で今後起こるんでしょうか・・・
モチロン、すべての宗教施設がそうではありません。
世界中の政治、経済が混迷するなかで犠牲になるヒト・モノが、
増えないことを願います。