2014年12月15日月曜日

最近の社長

「ミャンマー・ラオス」②


 ミャンマーJETROヤンゴン事務所へ。
ミャンマーの国土面積は日本の約1,8倍。
電気の普及率はなんと30%
7割は無電。人口は6000万人、でも最近の調査で5000万人とわかり、
約1000万人間違っていました。

私が「ソーラーパネルに裸電球くらいはあるのでしょ。」と質問すると、
「それは電気が来てる方にカウントされます」とのこと。
電気は乾季にはメコン河などの水量が減って、よく停電するし、
実際に私たちが泊まっていた一番大きなホテルでも
朝早くにバッッチという音とともに停電しました。

街中は街灯など少なく暗いけどまだましで、一時間も車で走ると、
原風景が広がり穀倉地帯のなかにポツリポツリと
藁ぶきのような家々が見受けられ、天秤棒で前後ろに水瓶を
ぶら提げて歩く姿。
映画で見たことのあるような光景。
つくづく、日本に生まれてありがたいと思います。

 次に一行は「ティラワ工業団地」へと向かいました。
2400haの広大な土地に日本の26社の大企業がすでに工場用地の
契約を済ませています。
いまはまだ、建設中の道路と管理事務所しかありません。
見渡す限り何もない全く何もなく、「いつ出来んの???」という感じと
50名ほどの現地?作業員。

管理事務所で日本人によるプレゼンがあるとのことで、
15人のおじさんが折りたたみ椅子に鎮座。
そこへ
「みなさま、遠路はるばるお疲れ様でございます。
ヤンゴンから悪路を1時間半、ありがとうございます!」
な、な、なんと現れたのは30歳前後の美女。
おじさんたち顔を見合わせ固唾をのむ。
彼女は東京外語大学でミャンマー語を習い、ミャンマー政府機関に勤めていて、
このティラワの開発をしている三菱商事・住友商事・丸紅や五洋建設の人ではないとのこと。
みんなくぎずけです。

彼女はみんなの質問にも物怖じすることなくテキパキこなし、
終了後は写真をせがむおじさんも・・・
しかし、えらいなぁとも思うけど、
自分はこの子に負けてるかも・・・
そんな日でした。