2014年8月18日月曜日

最近の社長

「DONZOKO」


日経新聞の記事で、「迫真・働く異邦人」というのがあります。

そのひとつ、「どん底を見た」

 ベトナム人の方が32年前に18歳の時、
インドシナ情勢の悪化を受けて、小さな漁船で3日間漂ったのちに
日本のタンカーに救助された。1982年長崎にたどり着く。

ボートピープル向けの救援施設で日本語を学び、ひとり社会に出る。
昼は印刷会社、定時制高校では旋盤を習う。卒業後、金属加工会社に就職。
休みの日も機会を触る。

同僚だった人と会社を興して今は、ベトナム進出の誘いがあるとのこと。

その方曰く、

「ボートに乗ってなければ、兵隊にとられて命を落としていたかもしれない」と。
 ボートに乗るか、兵役に行くか、選択肢がどっちかしかなかったんですね。
どっちも死ぬ覚悟。
ベトナムのひとのほうが、武士ですね。