「人 災」
2023年9月8日の大雨で、
千葉県鴨川市の牛舎が流されて、崖と電柱の間に大きな牛が挟まれて死んでいたそうです。
濁流の凄まじさを想像できます。
他にも10頭ほど死んでしまったそうですが、道路もどろだらけで、
牛舎の空調や機器類も全滅、そのうえ、井戸もだめ。
残った牛に水も餌もやれない。
そもそも、餌代や燃料代の値段が高騰しているので、
もう酪農家をやめようかと相談していたところに、
今回の大雨で、もう辞めるしかない。復旧するのも数千万円かかるとのことです。
翌日には、モロッコで大地震、きょう9月11日時点では2000人以上亡くっていますが、
もっと被害者は増えるでしょう。
地震までは人災とは思いませんが、温暖化や海面温度の上昇など人間によるところは、
ゼロパーセントですかね?
酪農家ではなくて、モロッコにも住んでいませんが、
そういうところに、お金が回るようになれば、
戦争もアホらしくて無くなると思います。
※以前、前職でゴルフ場の開発で、その集落に酪農家が居られて、お邪魔した時の話では、
「牛の世話で休みはない、旅行も無理。したいことは何もできない。」
と聞いたことを思い出しました。
その際、搾りたての牛乳を、一度火(滅菌)にかけて飲ませて貰い、
そのおじさんの嬉しそうな顔を、30年も前のことですが、
この記事を読んで鮮明に思い出しました。