2019年3月25日月曜日

最近の社長


「クルマは凶器!」


3月ある日、T字路でわたしが右折するときに、
対向車線に配送業者の方が一旦停止ラインで停まってくれていたにもかかわらず、
わたしのクルマの右ミラーが配送車に接触。
「んんん!!! いまあたったか?」
右ミラーは少し角度がずれて後方が見えません。
「あたってるやんッ!って、わたしの方から当たったんや!」
クルマを降りて相手の方と話すと、会社の規則でどうしても警察に通報して
事故証明が上がるようにしておかなければならない、とのこと。

わたしのクルマの右ミラーには、2センチ×2ミリほどの擦り傷。
相手の方は過去の小傷が多々あり、一見するとどれだかわからないほどです。

しばらくして、お巡りさんが一人、バイクで来てくれました。
お巡りさんがメジャーで地面から
わたしの右ミラーの擦り傷まで測るとぴったり90センチの高さ。

配送車は90センチのところを見ると3ミリ×1ミリの小傷が、
それも会社ロゴのシールの上に・・・!

お巡りさんもこの小さな傷ですね!との見解。
双方の免許所と自賠責保険書を確認して、
事故証明上がりますからと言い残されて、約50分後に終了しました。

わたしは、大きい会社のルールに驚きました。
23ミリの傷の接触事故でも、事故届を出すのです。

わたしは、すぐさま実費をお支払いしますから、
この場から離れさせてくださいという旨のことをお願いしてみましたが、
1万円もらってもいいんですけど、あとでどこかで、
これこれしかじかの出来事があって1万円渡して事なかれで済ませたんやわ~、
などと言われて会社や社内の者に知れてしまって何か言われても困るから」とのこと。

払った方も、後々、1万円返せ! などという人もいるかもしれませんしね・・・
小さな小さな事故でも侮ってはいけませんね。
わたしにとっても良い教訓となりました。
うちの社員にも徹底してほしいです。

翌日、行きつけのガソリンスタンドで店長に言って、
この右ミラーの傷消えないですか?というと何やら薬剤で
コスコスこすってくれてすぐさま消えてしまいました!!!

気を付けよう! クルマは人身事故ともなれば、りっぱな凶器。





2019年3月18日月曜日

最近の社長


「御社は何屋さん???」


うちの会社は、「資産活用提案会社」と名刺や広告などに謳っています。
ある社長さんからは、
「あんたとこ、不動産の売買やってんの?」
ある方からは、
「おたくさん、コインパーキングやってんの? 知らなんだ!」とか・・・
いまだ、存在と内容が一致しない、はたまた、全く知らない。
そういう方々がおられます。
うちの社員たちも、そうとうがんばっていますが現実はそのようなこともあります。

では、どうしたいのか?

会社=人事。お金はあと・・・
みんなが暗い顔してる会社なんてかないませんよね・・・
しかしながら、「あんたとこ、コインパーキングやってんの?」と言われた
河原町通りで大きな物販店を営んでおられる社長には参りました!
数年前から不動産の相談しか受けてなかったものですから、
ずっと不動産しかしてないって思ってはったらしいです!!!




2019年3月11日月曜日

最近の社長


「オランダ・ベルギー・ルクセンブル」Ⅳ


働かない、働かせない、どっちなんやろ?!
週間40時間以上働いてはいけない。
平均は37時間ほどらしいです。残業は罪、他人の仕事を奪うから・・・
宗教上のこともあるそうです。

ベルギーのJETROで聞くところによると、さらに、さらに、
医師の診断書があれば病欠でも給料は支払わなければならず、
そのためなんでもかんでもすぐに診断書を書く医者には警告するらしいんですが、
いまのところ問題になり議論されている最中とのことです。 いくらでも休めますね。

週末金曜日でも、天気がいいからと、午後2時ごろ帰ってしまったりする人も多いとか・・・
(お昼休憩は毎日30分でいいんですって)

うちの会社でも年間休日が多いとか少ないとか、
有給がどうのこうのとか言ってたことがありますが、
ここでは日本よりもずっと前から法整備されていたんです。

同行のガイドさんやバスの運転手さんも労基法に従って、時間が来たら交代していました。
守らないと、免許が飛ぶそうです。したがって、守りますよね・・・

しかし、日本でもやりにくいことが多くなりました。
労基法やコンプラには悩まされている経営者や上司の方は
すっごく多いのではないでしょうか???




2019年3月4日月曜日

最近の社長


「オランダ・ベルギー・ルクセンブルグ」Ⅲ


オランダは消費税は21%で、不動産事情はブレグジットに伴う需要増を見越して
賃料は値上がり、ベルギーでも再開発が頻発しています。

賃料は契約後は年間2%以上値上げしてはダメ、ということになっています。
しかし、新規契約入居する方には、元の賃料は関係ないので
予め高い賃料からのスタートでも貸し手市場なので成約してしまうとのこと。

ブレグジットで一体全体どう変わってしまうのでしょうか???
地元の方でも全く分からないとのことです。
しかし、荒れる時にはなにかしらのチャンスがある場合が多いです。
指を咥えて見ているだけでは女神の後ろ髪はありません。

つい先日もホンダのイギリス工場が閉鎖して、
3500名の雇用が失われるとの報道がありました。
3500名の家族と工場周辺のお店や賃貸物件にも影響があることでしょう。
トヨタ・日産・BMWなども一部閉鎖や期間閉鎖などの発表をしています。

「負ける人がいるから勝つ人がいる」といいます。
誰でも「負ける人」になろうなんて思う人はいませんよね。
しかし、イギリス周辺の国は建設ラッシュです。
繊細一隅のチャンスを得ようとしています。

329日英国の離脱の日。
今日は222日。あと一か月後果たしてどのような措置がとられるのでしょうか???
そして日本への影響はいかほどなのか・・・