2017年7月31日月曜日

最近の社長

「ツブレル」


「中小企業とデキモノは大きくなれば潰れる」と、皆様は耳にしたことがおありでしょうか?
簡単に言うと、どうでしょう、"人材"ですか・・・
中小企業といえばおおよそワンマンの社長がおおいですよね。
諫言苦言は耳に痛いし、まして、年下や部下からのそれは、
「じゃっかしい! おれはこれでうん十年やって来たんじゃい!」なんて社長に遭遇したこと無いですか?
君主や社長に意見したり、説得することの難しさは私が大好きな韓非子には克明に示されておりますが、なにせ2000年以上前ですから下手に諌めると。斬首・車裂・足切・餓死・鴆毒とまあまあえげつないです。(キングダムに近いですかね)韓非子自身も同僚の嫉妬により暗殺されてしまいますが、君主に認められない疎ましさが込められています。
 とはいえ今はいい時代なので、そのようなことは日本ではないですね。

昭和生まれでよかったです。

2017年7月24日月曜日

最近の社長

「性根」


先日、地方の美味しい食材を食べ歩く、テレビ番組で、
ゲストがでぶっちょのタレントさんでなんでもダイエット中とのことでしたが、あまりの美味しさにがっついて食べるその姿に、ナレーターが「こやつの、性根は変わらんわ!」と一喝。
うんん?!
そういえば、亡き母がよく、「あのこは、このこは、性根が悪い」と人の悪口を言うときに、性根が、性根が、と自分のことは棚において置いて吐き捨てていたのを思い出してしまいました。
そこで辞書で性根をひくと、「根本的なこころの持ち方」と。
根ですね。
根っこが良い・悪い?
根がないと幹は立ってられないし、幹がないと枝葉は伸びないし、そもそも根がないと水を吸いあげられないですよね。
根は大事です。

次に「こころ」
盛和塾では「こころを磨く」
こころを磨くとは、こころは毎日掃除して磨かないと汚れてしまったり、悪い考えが起こったりします。
でも、磨いて反省出来たなら、怠らずまた、掃除する。
ですから、はじめの「こやつの、性根は変わらんわ!」
と言うのは間違えで、自分で磨ける人は好悪は別として、変えられるのですょ。



2017年7月10日月曜日

最近の社長

「めんどうになる」


世間の甘さ辛さを味わい尽くしてしまえば、雨となり雲となる人情の急変にも無関心になって、全く目を開いて見るさえめんどうになる。また、人情をすっかり知り尽くしてしまえば、牛と言われようと馬と言われようと、勝手に言わせておいて腹も立てず、ただ、はいはいとうなずくばかりである。
(洪自誠)

抜粋したものですが、面白くないですか?
私はこの、「全く目を開いて見るさえめんどう」という表現がたまらなく好きで、著者のユーモラスな一面を感じます。
今で言うところの見栄や嫉妬、羨む気持ちなど、どうでもよいのではないの???
他人(ひと)のことは気にするな!!!と、言われているようです。
会社の近くでよく、家より高価そうなクルマを見かけます。

アレじゃ、煙草買いに行ったり、物件見に行けへんなあぁぁ・・・と思う私はまだまだですね。

2017年7月3日月曜日

最近の社長

「衰え」


若いとき、サウナや大浴場でおじいさんが壁にもたれながらパンツや靴下を履いておられるのを見て、自分は大丈夫。
そう思ってました。
最近、どうも「おっとっと」と片足立ちするとよろけます。
体幹筋を鍛えなければ10年、20年先には「まさか!」の事態に陥るかも・・・
経年劣化。
幼少期にからだにいいものを食してないセイかも、と親にバチあたりなことを思ったり。
日々三省。
とはいえ、健康なときに不健康を想像するのは難しく、若いときに年老いた自分が見えるはずも無い。
健康を維持するのはまわりにご迷惑をかけないため。
毎年、弊社も社員全員で人間ドックへ行ってますが、がん細胞やシコリだけなかったらいいと考えてか、それ以外はあまり役立ってる感はありません。
ご自愛を!!!