「井 戸」
今日は、4月24日 土曜日です。
きのう、突然に飲食店にアルコールの提供の禁止措置。
百貨店も食料品売り場以外はほとんどが、臨時休業になります。
みなさまの周知のとおりです。
“ネガティブ”です。
そんななか、弊社にて解体中の東山区の古屋から、またまた井戸が出現。
またまた、というのは、京都では戦火で焼けてない家屋が多いので、
解体すると広い物件では、3本も井戸が出てきたこともあります。
なんなら、いまだに防空壕も出てきます。
中国古典では、井戸は人の集まるところ=吉。
私も若かりし頃は、自らお酒や塩を撒いたりして、
気持ち敬意を表していたのですが、再々再四出てくるので、今では解体業者任せです。
施主が弊社でなくて、信心深い方は、5万円ほどでお払いに来てもらうこともあります。
井戸端会議とかいいますが、起源は古典の通りで、
井戸の周りには人が集まるから、そのように言ったのでしょうね。
いま、コロナのおかげで、人が集まることができません。
今年の年末の忘年会までも危ぶまれます。
仕事とはいえ、昔からあった井戸を埋めてしまうのはこころ苦しいとこです。
みんなでツドウことが、早くできるように願うばかりです。