「火と水」
ヒトは火を見ると焼けるのがこわいので、近寄りません。
水は近寄りやすく心地よいので、侮っていると溺れてしまいます。
ヒトにはじめ甘くして、あとで厳しくすると憎まれます。
逆にはじめ厳しくしておいて、あとで優しくするとありがたがられることがあります。
ヒトのこころは手のひらを返すように簡単に翻るので、争いになります。
このようなことですから、老子は「微小なものを見抜くことを『明』という」
明は明察の明です。
ただ、
毎日毎日、明明明明と考えていると嫌んなりますょ。
寿命を減らさない程度に!!