『英インターコンチネンタル・ホテルズ・グループ(IHG)』
客室数で世界最大手の座を争うIHGのCEOの話。
クラウンプラザやホリディインのブランドのホテルですが、
ホテル経営には
① 建物を所有して運営する「自社所有」
② オーナーから運営を請け負う「運営受託」
③ 運営会社から運営指導料などを得る「フランチャイズ」
以上の3ツに大別されるそうです。
IHGは③のフランチャイズ化することによって、営業利益率を
なんと、35%に!!! 4760軒中、所有物件は9か所だけとのこと。
今も1200施設を開業準備中とのこと。
そこに至るまでには、経費ばかりを意識しない良いオーナーを選び、
顧客アンケートを外部企業に委託して基準を下回ればオーナーにやめてもらう。
なおかつ、ブランドイメージを損なう取引先なども「追い出した」。と(相当な大ナタ)・・・
そのようであるからこそ、不動産の所有者がIHGを選んでくれる要素となる。
ということですが、
このような展開はなにもホテルに限った事ではないですよね。
日本の開発企業(ビジネスホテルや医療関係、外食産業など)も各々そのようにしています。
ビジネスモデルは理解できても、「選んでもらう」ことが最重要です。
「選んでもらう」にはどうすればいいのか?
うちの会社を選んではいけないと思う営業マンは居ないでしょう。(実は居たりすると問題ですが・・・)
「守株」シュシュ=昔のままじゃダメ
と、いうことです。