2013年3月18日月曜日

最近の社長

「ソーライス」


阪急百貨店を昭和4年に開業。
創業者の小林一三は それはそれは10年先が見えた人物。
売り場面積もどんどん増やしていって、食堂も同様。
「ソーライス」というのはメニューにあったのではなくて、
本当の売れ筋は「カレーライス」。


そのカレーにかけてもらうために卓上のウスターソースが置いてあり、
ライスだけ注文してライスにソースだけをかけて食べてしまうんです。
店にとってははなはな迷惑千万。ある日、食堂側は
「ライスだけのご注文はご遠慮くださいませ!」と・・・
それを見た一三が
「確かに彼らは今は貧乏だ。しかしやがて結婚して子供を産む。
その時ここで楽しく食事をしたことを思い出し、
家族を連れてまた来るだろう。」

その後、
「ライスだけのお客様歓迎します」に・・・張り紙を。
昭和5,6年とは極貧でなくても一般のひとでもこの
ソーライスに救われた方が多かったとのこと。

~世の中に対する貸勘定~
現場主義の一三の貸勘定話の一つです。
今の時代にはそぐわないカモしれません。
しかし、わたしも「貸勘定」を増やしていきたいと想います。
・・・・・・

2013年3月11日月曜日

最近の社長

「タイ・バンコク」4


昼食でみなさまとレストランへ。
たまたま、奈良でバネを造っておられるT社長と再開。
スキンヘッドで色黒です。まえに頂いた名刺には奈良の住所しか載ってなかったので、まさかタイに工場があるとは存じ上げてなかったので大変驚きました。しかもラフなポロシャツ姿でしたので解りません。私たちはみなネクタイ。
なんでも、10年前にタイに工場をつくって、日本の企業が日本品質の部品(タイ・中国製は良くないので)を探しているときにT社長の製品を買ってくれて、相手が上場企業なのに急いでたから与信も会社登録もなしに取引開始。その後、他の大手とも・・・とのこと。

12月から3月くらいは日本は寒いのでこっちによく居るんやで・・と。(羨ましい・・)
バンコクでは日本人のパスポートは60万円で売れるから気を付けてな。
そういえば、ガイドさんも同じこと言ってました。(みなさんも気を付けてください。)
ああああ、海に行きたい。ここまで来てんのに・・・有名リゾート地がわんさかあるのになぁ・・
しょがないですよね・・・


帰りの空港。

「お~ぃ、おい、おい。」

私を呼ぶ声が。

「しゃ、しゃ、社長。」(私が勤めてた当時の会社のTT社長。)
「なにしてんねん?」
「研修旅行ですよ。」
「お。そうか! 俺はゴルフによく来るんやで! ほら、ここに居るみんなで。」
「あ、そうですか。僕もせめて京都でご飯食べに連れてってくださいよ。」
「お、いこいこ、またな・・!」

だいたい、「またな」というと、何年か経ってからですよね!!! (もおぉ)

2013年3月4日月曜日

最近の社長

「タイ・バンコク」3


 朝ご飯は、毎日ホテルのバイキング。
肥えに肥えてしまいました。(3㎏)

6:30ごろ朝食をとりに行くと、その広いレストランは60歳ほどの日本人がいっぱいです。
聴けば、社員数10人,20人ほどの会社の社長さんが多いとのこと。
何業に限らず活路を海外に見出そうとする中小企業がたくさんあります。息子さんに日本を預けて父である社長・会長が自ら海外へ赴くパターンが多いとのこと。大変です。
余談になりますが東京の帝○ホテルの朝はおじいさん、おばあさんばかりで、まるでそういう施設?と思うほどでしたが・・・・(東京観光の)

 その日はおむつのパ○パースを造っておられる工場へ・・・
おかまのタイ人も作業員で居ました。(パッと見わかりませんが。美しい。)
昨年 日本では売り上げが、大人用が子供用を追い抜いてしまいました!!!

 その工場視察では日本からの出向者の方に説明をいろいろ頂くのですが、その後方を50代と思われる、きりっとした女性が遠目に追いかけて来ます。目もスルドイので日本人ですか?と出向者の方に聞くと、
「いえいえ、タイ人女性で学校の先生・旧松(パナ)などを経験されここへ来られて、この工場をほとんど任せています。日本語はダメですけどね。」とのこと。確かに他の従業員がすごく頼ってる感。
工場でも女性が活躍してんのか! (うちと同じやなぁ・・・・・)
日本人男性!
東南アジアの人にも、女性にも負けてていいのか!!!


 

2013年2月25日月曜日

最近の社長

「タイ・バンコク」2


サイアムデンソー社の見学。
デンソーは、1部上場のカーエアコンや半導体製造の大会社です。
「カイゼン」(改善)は日本語ですが、「ツナミ」(津波)と同じく海外ではその国にその意味の単語自体が無いことがあります。タイの大津波が2年前ありましたが、津波という単語がなかったので地元のひともみんな「ツナミ」と言います。
「カイゼン」は凄い。
タイ人の女性が10人並んで流れ作業。カイゼンで9から8名で作業できるようになる。
次は時短。90秒かかってた作業を46秒に。
150センチほどの小柄なタイ人女性が2交代・12時間勤務(多分小一時間は休憩?残業に対してはコンプラが緩い)。
月給は日本円で3,4万円。それでも最低賃金が引き上げられたところです。
夕方5:00を過ぎると作業員がイナゴの大群の如く出てくるので、工業団地は大大大渋滞。派遣社員用の専用バス(キンキンキラキラの日本のアニメがバス全体にペイントされたバス)が何十台も来て出られなくなるので出入りの業者はみんなその時間は避けるとのこと。日本企業が半分以上でその他は外資企業。
「野麦峠」を少し思い出しました。
日本も昔はそれに近かったはず。いつしか、日本は、日本人は中国・タイ・カンボジア・フィリピンの人より「上」。
そう思ってはいないでしょうか・・・もう、一部かそれ以上に追い越されていますよ。
デンソーさんのタイ人社員さんには、上の人がなにもいわないのに「カイゼン」するために不要になったダンボールで、こんな装置を創ったら作業がはかどるからと言って3か月かけて手作業で模型をつくり、
それを上司の決裁をとり実際に工作機器を創ってはりますよ。日本の本社でもお披露目したとのこと。
これもまた、昔は日本人もそうであったはずですよね・・・・・

2013年2月18日月曜日

最近の社長

「タイ・バンコク」1


タイに企業視察に行ってきました!
JETRO・バンコク銀行・タイ日本大使館・デンソー・タイ三井物産・泰日工業大学などなど・・・リゾート地が沢山あるのにおよそかけ離れたところばかりです。
大阪の銀行の会なので、京都からは私だけでしたが、他のメンバーはさすが大阪人バリバリの社長ばかりでしたので、その日のうちに私も大阪人に・・・なれました!
高速道路から見える車窓は、海老畑(ぱっと見た目には水田・海老の養殖場)と工場~海老畑~工場~海老畑という具合に交互に見られ、ブラックタイガーはぴちぴちしてます。(淡水)
サイアムデンソーの工場の横の溝では、逃げてきた?海老が・・・君らニッポンジン、なにしとんねんと言わんばかりに水面に顔をひょこひょこ。
子供のころザリガニ釣りをしたように一匹採ってシッポをちぎり、糸でぶら提げて釣ってみたい気分でした。
ザリガニのようにはいかないと思いますが・・・
22年前にバリ島に行ったときはじめて海老畑に驚いてからBタイガーが嫌いになりました。

 海老はどうでもいいですよね。
しかし、色んな国に日本人が活躍し、また、このように視察旅行出来ることに感謝です。
行くといつも何か得るモノありです。今の時代に生まれてよかったです。
もしか、一世代前か、その前なら「海外」へ行くことだけでもなかったと思います。
次回、つづきを書いてみたいと思います。

2013年2月12日火曜日

最近の社長

「風邪」


風邪を引いてしまいました!
予防はしていましたんですが・・・
手洗い・うがい・のど飴は勿論のことですが、
鼻洗、少しでも喉の奥や鼻の奥の方が調子良くなければ
うがい薬を薄めてストローでスポイドのように採り、
上を向いて鼻に注す。
これを他人に勧めると、ゲェッ、一応に苦い顔。
効きます。
そして、常に枕元には「葛根湯」アンプル。
「葛根湯」は肩こりにも効きますし漢方ですので
ん。と思ったら飲んで下さい。
それまでしてもダメでしたら、
すぐ、医者へ。ドラッグストアー行くより安い。
「仕事第一」。

2013年2月4日月曜日

最近の社長

「おむつ」


2012年 日本では大人用おむつの売上が、子供用おむつを初めて上回った。
おむつの量で投資判断はしないでしょうが、高齢化のいい事例。
なので、日本国債がはじけるとのこと。他にも当然その根拠はありとのことですが・・・
なんでも、逆張りで人気の高いアメリカのファンドがそのように言ってます。

今回、政権が代わりましたが果たして2013年はどうなることやら・・・
ずっとこのまま、ずっとこの金利、ずっと同じ株価や$レートということはありませんものね。
 山中教授がノーベル賞とっても、それさえも「過去形」と言われるのに納得と共感を覚えます。