2013年5月20日月曜日

最近の社長

「ブラジル 1」


盛和塾・ブラジルツアーで、5月6日から13日まで
サンパウロと、リオデジャネイロへ。
もちろん、稲盛和夫名誉会長(塾長)も終始滞在されました。
今週から4本分ブラジルねたでカバーさせていただけたらと思います。
飛行時間は関空・ドバイ間で10時間、トランジットしてサンパウロまで15時間。
京都からは待ち時間も入れると30時間ほどはかかります。

 サンパウロでは、盛和塾ブラジルの特に日系の方もブラジル国内から
遠い方は3,000キロ以上離れた州から車・電車・飛行機を乗り継いでこられてました。
国内で3,000キロですよ、日本ではあり得ません。キャパ違いです。
 例会では日系2世・3世・4世の様々な年齢の方の経営体験発表がありました。
特に父と子の大規模農場経営で意見の食い違い・考えの相違を乗り越え、
抱き合う姿には、会場のだれひとりと、涙なしにはいられませんでした。
日系の方々はブラジルで一旗揚げて、帰国するつもりでみなさん海を渡りました。
その証拠に、子供が3人寄ればの日本人学校を設けて、日本語を忘れないように教えていました。
もちろん、一旗揚げて故郷に帰る為。しかし、帰れなくなった理由は言うに及びません。
そこへ戦争、その後の日系人による「勝ち組」「負け組」の対立。
私たちの想像を絶する経験をされました。
そんなんに比べたら私の悩みなど、コーヒー豆みたいなもんです。
沖縄やその周辺の島人と同じくして、就学就職で里を離れるのは悲しいことです。
しかも、ブラジルです。帰れませんよ、すぐには・・・
日本人を誇りに思いました。