2011年6月6日月曜日

最近の社長

「ニューヨーク」その3



 稲盛会長は今年79に御なりです。
シカゴ塾に3日間の滞在後は帰国されたのかと思いきや、JALのお仕事でアメリカンエアー(AA)との提携業務等でN・Yへ・・
そこで演説される文面は相当入念なチェックをされておられたとのこと。
JALには全神経を注がれておられます。
「率先垂範」を貫き通していままで突っ走ってこられたのは凄いよく解りますが、もうこの御歳でまでもそうなさっていることについては、精神力の賜物であります。
「一番やっかいなのは、地位も要らぬ 金も、命も要らぬ。」といったのは西郷隆盛です。いま、そのような人が日本に求められているというのに皆無です。
在米日本人たちは、米国その他ガイジンたちに「キミらの国は、政治はどうなっていてどこへ向かっているのか?・・・・」と聴かれて困るし、国を離れている我々も苛立ちを感じる、とのことです。本当によく聞かれるらしです。
官僚と世襲が悪なのか、国民全員が「他人事」のようにしか感じる事ができなくなったせいでしょうか。
日本の総理も稲盛会長や日産のゴーンさんにやって貰ったらいいんちゃうかな、なんて思う自分も「他人事」にしか考えてない証拠かも知れません。