2020年6月22日月曜日

最近の社長


「優越感VS劣等感」


うちの会社では、不動産のご相談が多いです。
あまり威張ってるひとはいません。
しかしながら、事細かい方は居ます。

いざ、売ります買いますの話になると別人に!
私たちも「このひと、こんなこと言わはんにゃぁ!」と、
時には非常に驚かされる事があります。

たとえば、土地の境界線を決めるのに、
銀座の一等地でもないのに数ミリの違いが腑に落ちないことに、
大正時代から今に至る話に2時間つき合わせたり、仲介手数料を値切ったり、
親子兄弟姉妹親戚との確執を永遠聞かされることも多いですね。

逆に、あっさりした方との取引では、私たちも
「この人、ほんまはええひとやったんやなぁ」と。

先だっても、御所南の物件で、隣地所有者から境界立ち合いを求められたので
地主さんにその旨伝えると、
「あんたに任しとくわ! 10センチ20センチどっちでもええし」とか・・・
別件でも「仲介手数料って、満額お支払いしないとお咎めありますよね」とか・・・
御呼ばれして、巨大な家に訪ねると、それはそれは立派です。
うわーいいなぁ、羨ましい。

けど、歳いったら子供たちは巣立ってしまい、
ジージとバーバだけでは広すぎてどうされるんだろう?と、疑問に思います。

優劣感とは優劣「観」ではないかと思います。
人と比べない。
感じ方、見方。
京都を代表する機会メーカーの創業者も、30坪の家に住んではったと聞きます。
「人と比べない」って難しい。
人を比べてしまう自分もダメですね・・・