2010年10月25日月曜日

最近の社長

「四百四病の病より
    貧よりつらいものはない」



人々が豊かな生活を送れるように、いいものを大量生産して安く提供する。

幸之助翁の使命。 というか決意でしょうか。
しかし今の20代以降の方にタイトルの諺の意味や11歳から母親のもとを離れて「丁稚」に出される、なんていう内容の「おはなし」を聞かせて判ってもらえるでしょうか・・・

テレビ番組でも「フランダースの犬」「母をたずねて三千里」なんて漫画は今の子供に受けないのでダメらしいです。
みなさんは、こどもながらに、なみだ、なみだで観てませんでしたか?

諺のそれは、「松下幸之助 私の行き方考え方」という本のなかでたった一行でてくるんですが、なんかこう、脳裏に残りました。
「病」も「貧」もかなんけどなあぁ・・・
「貧」のときは、「病」よりかなんなあぁ、と思い、
「病」のときは、「貧」よりかなんなあぁ、と思うでしょう。
甲乙つかないところに、この諺の深い意味があるはずですが・・・
まだまだ全く修行の足りない自分には100%理解できてないことのほうが自然情けなくなります。