2022年5月9日月曜日

最近の社長

 

「自然の驚異」

 

 

先日、北海道知床半島で観光船の沈没事故で大勢の方が、

犠牲になられた事故が連日報道されていました。

ご冥福をお祈りいたします。


もし、自分の会社関係でも、なにかしら、大事故が起こったらどうしようか・・・

例えば、社員が重篤な人身事故とか、

管理している飲食店が、ガス爆発とか、

解体現場で崩落事故とか、

人命にかかわるような事故が起きてしまったら、どのように対処すればよいのか・・・

また、そうならない為には、平時どう指導しておけば有用なのかなど考えさせられます。

・・・・・

そういえば、何年も前に社員旅行で、奄美大島へ行った時のことです。

わたしは、自分では大変ついている“晴れおとこ”を自他ともに誇っていました!

奄美に到着するまでは、天気予報は「終わりかけの台風」

ところが、到着後、みるみる晴れ間が出てきました。

「ほらね! ほらほら! 晴れてきた!」

奄美や宮古、西表、それに沖縄本島も、

天気予報は内地に比べると当たる確率は段違いに低いです。

みんなで、海へ!

水上バイクや、カヌーを出してもらって、大いに遊んでおりました。

ところが、やっぱり波が、まぁまぁ高いなぁ・・

と思ってはいましたが、いまさら引き返せません。

カヌー組は4隻出してそれぞれ2人乗り。

と、一瞬で1隻水没しかけているではありませんか・・

2人のうち1人が100キロ越えの身体であるのも手伝って、水没。

軽い方のヒトも、救命胴衣が顔を隠しています。

しっかり、ベルトが閉めてなかったせいで、救命胴衣が肩より上にスッポ抜けています。

顔が見えない・・もしかして身体は沈んでいるのか・・

救命胴衣しか見えない・・

わたしも、50Mほどしか離れていませんでしたが、どうしようもできませんでした。

そのとき、頭に、あしたの沖縄新聞か琉球新報かに、

「内地の観光客、溺れる!」

などと掲載されるのではないか・・よぎりました。

結局、地元の方に助けてもらって、事なきを得ました。

でも、その時は目の前で溺れかけているのに、カヌーを漕いでも漕いでも風と波で進まないし、

もう、どうしようかと内心尋常でなかったです。

ひとは、火は恐れるのに、水は穏やかならば恐れない。

一瞬の判断を誤ってはいけないですね。