2018年4月23日月曜日

最近の社長


「重老齢社会」


75歳以上の後期高齢者が6574歳の前期高齢者をもうすぐ上回り、
寝たきりや認知症などからだの衰えが強くなる、
後期高齢者が急増する重老齢社会が到来します。

いま、個人消費の半分は60歳以上の高齢者が占めているそうです。
でも75歳以上の方が認知症になったとしたら、お金の使い方も分からなくなって、
有価証券、銀行預金も動かなくなってしまいます。

ある研究機関によると、「日銀でも年金基金でもなく、
認知症の人が有価証券の最大の保有者になる可能性がある」とのことです。

ほんとうに60歳以上の方はお金持ちですねぇ・・・
相続した人のなかには父母の不動産や株、骨董品なんか売っちゃうでしょう!!!
絵画や軸、茶碗に壺なんて興味の無い人には不要ですものね。

先日も、地主様宅で雑談の中で、近所に住む息子さん夫婦に「甲冑」をあげたのに
引越しのとき要らんッて言って置いていったのよ、君、どう思う????
なんて聞かれましたが、私がいくらかで引き取りたかったですが・・・・

銀行口座普通預金でも急に他界された方のおかねも、
書類だの遺産分割協議書などなど、あれこれ面倒な手続きが要求されますので
相当な時間現金を引き出せません。

2035年には150兆円の有価証券を認知症の高齢者が保有する、
というような試算もあります。

おかねが動かなくなったら困ります!
そのあとはどんな国になるんでしょうか?