2013年10月7日月曜日

最近の社長

「石の声」


織田信長が築いた安土城。
その土台の石垣はほぼ削ることなく
ひとの手によって積み上げられたとのこと。

いま、第二名神が先ごろ開通し
利用された方もいっぱいおられること思いますが、
甲賀市信楽町工区内の護岸壁では
安土城と同じ積み方の「穴太積」で高速道路を
支えています。
滋賀県の穴太衆による「穴太積」
なんでも、現代のコンクリート壁よりも強度があるらしいです。
高速道路の護岸壁に採用されるんですからね・・・
コンクリートは経年劣化でクラックが入ったり、
ひどい場合は部分落下したり、中の鉄筋に水分が回ってしまえば
どうにもなりません。
穴太積の職人は、「石の声を聴け!」
職人らしい!
石の声、機械の声、木の声、波の声。
かの有名な、村上水軍は
「船に乗るより 潮に乗れ」・・・
なにか極めると通ずる、その神髄に辿り着くと思います。
「 」いいこと言えるように成りたいですね・・・