2009年9月18日金曜日

最近の社長

「路 地」


 先日、当社の地主さまが借家の相談があるから、現地を1度見てよとおっしゃられるのでみんなで見に行きました。
そこは昭和のはじめのままの姿。
 炊事場(野菜などを洗える流しが無垢石)、井戸、お手洗いが共同。
 玄関・窓も開けっ放しで居られる方々。
むかしは、そうでしたよね「開けっ放し」
いつからか、オートロック・セキュリティ・暗証番号。開けっ放しの家なんてないですし、開いてても怖いです。隣りの人のこともあんまり知りません。
 希薄になりあえてこちらから聞くのも・・・という方がほとんどなのではないですか?
 幼いころは塾もなにもなかったので、学校から帰ると玄関にかばんを放り投げて「○○ちゃんとこ遊びに行ってくるわ!」でした。みんな学校以外は暇があるので近所の子で遊んでばかりでした。また、子供も多かったのではないでしょうか。
この先どんどん人口が減って減って減ってして行けば私たちの子や孫の時にはガイジンが沢山日本に住んでくれるのでしょうか? 路地を歩いてみてそんなふうに想う日でした。

で、その借家ですが、地主さまには失礼の極みですが、「どうにもなりません。」とは言えませんよね・・・