2015年3月9日月曜日

最近の社長

「日と月」


 この2月に私が20歳代に非常にお世話になった方が、
他界されてしまいました。
その方の家には一時、私の“歯ブラシ”があったほどで、
いつも呑んで炬燵で寝てしまってました。

晩御飯も外の場合が多くて、まだ若い私には、
到底自腹で行けないお店ばかり沢山沢山、連れてってもらいました。
先行投資?ではないです、いつも、
来るものは拒まず、去る者は追わず、なんて言っておられたのを
今、思い出しました。
施される私はそのとき感謝してたのかな・・・とか今頃考えたり。

お通夜の一時間前、遺影と私だけでした。じわっとなったり
まばたきで乾かしたりの繰り返しです。
66歳とはいまの医療では早過ぎます。
喪が明けたら奥さんと3人で行こうと言ってたのに、
私の都合で行けず仕舞いの鮨屋に行きます。

いつでも近くに居るから行けると思ってるとダメですね。
こころ残りとはこういう場合の事でしょうか。
ひとつき、ひとつきは早いです。

「壁と壁の間を四頭立ての馬車が通り過ぎるがごとし」です。