2008年10月20日月曜日

最近の社長

「潮の流れ」N.Y①


この9月29日から、ニューヨークの金融街に行ってきました。
メリルリンチ、AIG、バンカメ、リーマンブラザース等など。
 地元の方いわく、「ランチタイムが静か」とのこと。
 「あなたはもうこの会社には不必要です」となれば、パソコンはぶっちぎられ、段ボール箱を渡されるだけ・・・ハッキリしているというか厳しいです。
このマンハッタンには、金融とメディア(CNN、ABC等)の全てがあります。
 一極集中です。当然、日本の野村證券等もあります。
みんながここに集まります。みんながここから情報を見聞します。
 全世界からですよ。全世界の代表的な会社のディーラーが居るんですから、コーヒー飲みながら「来週からはブラジルの株、いや銅を、とうもろこしを・・・」なんて話してるんですから、それでもって本当に値上がってしまって、その情報操作で全世界がまたまた右往左往。しかも、先物やレバレッジ効果の高い複雑怪奇な金融商品群。
 「そ、そうか!!ここで世界中のお金の流れが、海の黒潮のようにぐるぐる回ってるだけなんや!!」
ビビッとそう思いました。
あれ、そんなん誰でも解ってるわ。という方には申し訳ございませんが、この街をクルクル歩いていて改めて実感しました。
 今、消費マインド、投資マインドは冷えに冷えてます。
シカゴから来ておられた、商品先物取引をされている三浦さんという日本人女性が言ってました。
 「こんな時には、またニョキッと新たな大物(会社)が表われるのよね。」と・・・